あらゆる気体の測定に 株式会社ガステック

気体採取器の使い方

1.試験前の点検-気体採取器の気密の試験-

1.
両端を折り取っていない検知管を検知管取りつけ口に差込みます。
両端を折り取っていない検知管を検知管取りつけ口に差込みます。
2.
ハンドルが押し込まれた状態で、2箇所の赤色のガイドマークを合わせます。
ハンドルが押し込まれた状態で、2箇所の赤色のガイドマークを合わせます。
3.
ガイドラインにそってハンドルを一気に最後まで引きます。固定されますので、ハンドルから手をはなし、約30秒待ちます。
ガイドラインにそってハンドルを一気に最後まで引きます。固定されますので、ハンドルから手をはなし、約30秒待ちます。
4.

ハンドルに指をかけながら90度回します。ハンドルは最初の位置(②の状態)付近にもどれば気密性は良好です。

※ハンドルが最初の位置に戻らず5mm 以上もはなれる場合は、漏れがあり誤った測定値を生じますから取扱説明書の”保守”にしたがって処理をしてください。

ハンドルに指をかけながら90度回します。ハンドルは最初の位置(②の状態)付近にもどれば気密性は良好です。

動画で見る気密試験

2.測定

1.
検知管の両端をチップホルダで折り取ります。図のようにチップホルダ上部の溝に検知管の先端を入れ、検知管を回転させてチップホルダに内蔵されているやすりにより傷をつけます。そのままチップホルダ上部の溝に沿って検知管をたおし、検知管の先端を折り取ります。
検知管の両端をチップホルダで折り取ります。図のようにチップホルダ上部の溝に検知管の先端を入れ、検知管を回転させてチップホルダに内蔵されているやすりにより傷をつけます。そのままチップホルダ上部の溝に沿って検知管をたおし、検知管の先端を折り取ります。
2.
折り取った検知管のG⇒マーク側の先端には、カバーゴムを取りつけます。
検知管2EL、2EHは赤色。また31Eは青色を取りつけます。
3.
検知管のG⇒マークの矢印を気体採取器に向けて、検知管取りつけ口に差込みます。
検知管のG⇒マークの矢印を気体採取器に向けて、検知管取りつけ口に差込みます。
4.
気体採取器のハンドルが完全に押し込まれた状態で2箇所の赤色のガイドマークを合わせます。
気体採取器のハンドルが完全に押し込まれた状態で2箇所の赤色のガイドマークを合わせます。
5.
ガイドラインにそってハンドルを一気に最後まで引きます。
固定されますのでハンドルから手をはなし、実験個所から動かさずそのままの状態で約1分待ちます。
ガイドラインにそってハンドルを一気に最後まで引きます。固定されますのでハンドルから手をはなし、実験個所から動かさずそのままの状態で約1分待ちます。
6.

ハンドルに指をかけながら90度回します。
ハンドルが内側に戻らないことを確認します。

※ハンドルが内側に戻る場合は、5の固定した状態にハンドルを引き、約10秒後に再びハンドルが内側に戻らないことを確認してください。

7.

検知管を取り外し、目盛を読み取ります。

検知管を取り外し、目盛を読み取ります。
8.
カバーゴムを取り外し,再使用にあてます。
使用済みの検知管は回収し,一般ガラスくずとして廃棄します。
9.
採取器のハンドルを押し込みます。

目盛の読み取りかた

変色層先端が平らな場合は変色層先端の数値を読取る。

変色層先端が斜めの場合は斜め部分の中間を読取る。

変色層先端の色が淡い場合は,淡い変色層の先端と濃い変色層の先端の中間を読取る。

この場合は、測定値5%
4と6の中間で測定値5%
4と6の中間で測定値5%

濃度の上手な見方

ボールペンで印をつけて読み取ると便利です。

動画で見る使用方法