あらゆる気体の測定に 株式会社ガステック

酸素濃度計について

使用方法について

Q1.

酸素計を保管する場合、センサ本体に接続したままだと、センサ寿命に影響がありますか?

A1.

本体に接続したままでも、また外した場合でもセンサ寿命は同じです。

Q2.

取扱説明書で「新鮮な空気中で指示値を21%に合わせます」と書いてあります。「新鮮な空気中」を具体的に教えてください。

A2.

酸素欠乏や過多状態のない場所で,平地での大気とお考えください。
通常、大気中には約21%の酸素が存在しています。
これを校正用ガスとして用い、指示値を21%に合わせます。

Q3.

酸素計の動作テストを簡単に行う方法を教えてください。

A3.

呼気によるテストがあります。
人は通常、呼気として15~16%程度の酸素を排出します。
従ってセンサに息を静かに吹きかけると酸素計の指示はゆっくりと下がり、吹きかけをやめると21%に戻ります。
これで動作は正常です。

Q4.

スパン調整ツマミで23%以上の指示値を示せば、センサ交換の必要はありませんか?

A4.

23%以上でも使用開始から1年(K型は6カ月)を経過していればセンサ交換が必要です。そのまま使用すると指示精度が悪くなったり、応答時間が遅くなる場合があります。

Q5.

酸素計GO-25C-2を使用しています。センサの交換時期について教えてください。

A5.

ご購入後1年が経過したものについては寿命と判断し、センサ交換をしてください。また1年以内であっても次のような場合には交換する必要があります。

・新鮮な空気中で21%調整をしたとき、スパンを右いっぱいに回しても23%以上指示しない。
・21%調整後、指示が安定しない。(電波障害等は除く)。
・21%調整後の呼気による動作確認において、呼気を曝露したときに指示が下がらない場合、または大気中に戻したときに21%に復帰しない場合。

Q6.

酸素計GO-25C-2を使用して高温場所(40~60℃)の酸素濃度を測定したいのですが問題はありませんか?

A6.

原則的には測定に使用することができません。
本器の使用温度範囲は0~40℃です。40℃以上の測定では「手動式サンプラ」を使用し、ガス温度を40℃以下にします。
詳細についてはお問い合わせください。

Q7.

酸素計GO-25C-2を使用して二酸化炭素(5~10%)中の酸素濃度を測定したいのですが問題はありませんか?

A7.

原則的には測定に使用することができません。
この酸素計のセンサは、電解液にアルカリ性試薬を使用しているため、連続測定を行うとセンサの性能を劣化させ、使用不可能となります。
一時的に2~3分の測定を行う場合には差し支えありません。
このような二酸化炭素濃度が高い場合には、センサの電解液に酸性試薬を使用した酸素計(GOA-25K)をご使用ください。

測定方法について

Q8.

酸素濃度測定の目的は?

A8.

通常の酸素濃度は21%です。
酸素欠乏とは空気中の酸素濃度が18%未満である状態をいい酸素欠乏症の症状は一般的には16%くらいから自覚症状があらわれ低濃度になるほど症状は重く10%以下では死の危険が生じてきます。
酸素欠乏状態は人間の感覚では感知できず酸素濃度測定器による測定が唯一の方法です。
酸素欠乏による災害を防止するためにはまず作業場所の酸素濃度を正確に知ることが重要です。

Q9.

酸素欠乏状態の発生しやすい場所はどんなところですか?

A9.

1.マンホール・発酵タンク・果菜貯蔵庫・サイロ・井戸・ずい道(生物学的酸素消費や土中の鉄分の酸化)
2.貯蔵タンク製造設備(爆発や火災を防止するために窒素等を空気の置換に用いる)
3.橋脚・わき水の多い地盤でのビルの基礎工事・地下鉄工事等圧気工法を行う場所等があります。

Q10.

酸素欠乏場所ではどのように測定しますか?

A10.

酸素濃度測定器(GOA-6H等)を用いて垂直方向および水平方向にそれぞれ3点以上測定する必要があります。
タンク・マンホールなど測定場所まで垂直方向に距離があるときは延長コードを使用して測定します。
ずい道・下水道など水平方向前方の測定は延長棒を併用します。危険ですから保護具の装着なしに測定場所に立ち入らないようにして下さい。
また酸素欠乏危険作業主任者技能講習を終了した作業主任者でなければ,酸素欠乏場所での酸素濃度の測定を行うことは出来ません。